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衝撃のドキュメンタリー映画 「日本の嘘 ~ 報道写真家 福島菊次郎90歳」 - 2012.08.22 Wed

私のブログで、
このような社会派映画の記事を書くのは似つかわしくないとは思います。

私は左でも右でもなく、むしろ政治、社会情勢について語るには
無知な女だと自覚しています。



先日、夕方のローカルニュース番組で、この映画を紹介していたのを、
たまたま観ました。
短い紹介ながらとても衝撃を受け、観に行こうと決めました。



 日本の嘘



「福島菊次郎」という名前さえ知りませんでした。

彼は90年という生涯を通して、徹底して、反政府、反骨の精神で
25万枚以上にものぼる写真を撮り続けて来ました。

この映画は、2009年から2年間に亘り彼を追い続けたドキュメンタリーです。
そして2011年3月に、あの東日本大震災が起こります。

彼は人生最後の現場へと、福島に向かうのです。




それは敗戦直後の焦土の広島から始まります。

国家から見捨てられた被爆者とその家族との出会いから、
彼は、「ニッポンの嘘」を撮り続けて行く事になります。

学生運動、三里塚闘争、自衛隊、兵器産業、公害、祝島、原発。。



暴漢に襲われても、家を焼かれても、
屈する事なく信念を貫き通す人生。

同じ人として生まれて、このような生き様の人を知ると、
自分の小ささ、弱さを情けなく思います。


しかし、インタビューを受ける彼の語り口からは、
穏やかな、素朴な人柄が伺えます。

厳しい現場から離れれば、3人の子供を一人で育てたお父さん。
家の扉の前で深呼吸して、怒りや苛立ちを捨て、扉を開けたそうです。


90歳を超えた今も、3食、自炊し、
愛犬ロクとの二人暮らし。
ロクとのやりとりは微笑ましく、
この映画は、緊張と緩和を上手く構成しているなと思いました。


メディアに失望し、無人島で自給自足の生活をしていた時、
同居していた女性から、

「あと7万円しか残っていない。無理をしないで生活保護を受けたらいいじゃないの。
国民の権利よ」
と言われ、

「この国を攻撃しながら、この国から保護を受ける事など出来ない」

と言い切り、女性と決別。
年金受け取りも拒否という徹底した生き様に、
彼の反骨精神や理念には、嘘のかけらもないのだと衝撃を受けました。


正直者が馬鹿を見ると言うのは、世の常だと思います。
時には、ずる賢くなれば、楽に生きられる。
私もそうやって生きてきたと思う。

でもそれができない人もいる。


終盤、彼はお墓参りに行きます。
急勾配の石段を、手すりに助けられ、
一歩一歩登る、九十歳の菊次郎さん。

登り切り、案内された先には、
報道写真家として生きるきっかけを与えてくれた、
原爆被爆者 中村杉松さんのお墓。

感極まり、墓石を抱きしめて泣く姿に、胸が震えました。



* 梅田テアトロにて上映中 *




  予告編








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プロフィール

rui ☆

Author:rui ☆
兵庫県在住。

天然石をメインにしたアクセサリー作りをしています。
装飾の為と言うよりは、
身に付けて、ココロが穏やかになれるような。。
そんな物作りがしたいです。

トップ画面の画像は、宝塚・武田尾の
JR廃線後です。
トンネルを抜けた向こうに希望がある事を信じて。



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